:::2009/11/12 (Thu):::
10日、「けじめをつけろ」って言われた。学祭の担当から。
その日は3限からで、そこで「今日の委員会で辞める人の挨拶がある」って言われて、辞めるなら挨拶しにおいでって言われて。でも、それは断った。
3限目終わった時にも違う奴から言われて、相手怒ってたけど、無理矢理流して断った。
今度は4限終わった時。桜庭の授業終わるまで20分、別の2人が待っとった。「力づくでも連れてく」って。そこから雨の中30分以上揉めてた。しかも同じく雨の中友達まで待たせて。
色んな事言われた。
「お前が辞めたって誰が決めたん?自己完結させんな」
「委員長だって本来本部から出れへんおに忙しい中出て、補佐だってお前のおらん中めっちゃ働いたんやでな」
「辞めるって言う旨を皆の前で言うべきや。ごめんなんて俺らは伝えやん」
「いつまで逃げるつもりや。ええ加減ケリつけや」
どの言葉も最もで、桜庭にも分かってた。1年半もあそこで過ごして、あそこかそう簡単な組織やないってことだって、知ってた。だから、逃げた。
奴らの言葉に、桜庭は謝ることしかできやんくて、「その言葉を自分で伝えろ」って何度言われても「嫌や」「無理」って繰り返した。
ホント言うと、去年の経験から今年の大祭がどんなんやったかは想像する事しかできやん。きっと、桜庭が消えた事ではちゃめちゃやったと思う。なんとか2日、準備と片付け期間合わせて6日、無事に終わった事が奇跡やったと思う。こうやって想像することしか、今の桜庭にはできやん。
それを、知ろうとせんのは、たぶん、修羅場を乗り切った人から事実や大変さを聞けば桜庭はもう2度と奴らと同じ敷地で過ごして笑っていけへんと思うから。知りたくない。
やから、辞める前の桜庭の心情や苦しみ、開放された時の世界感。全部、ぶちまけたいとも思ったけど、きっと分かってはもらえやん。
「私の気持ちをお前らに知ってもらおうとは思わん。お前らのことも知りたくない」
そう、強がって奴らを拒絶した。
「あんな形で辞めた私が、皆に何を言われようと思われようと、構わん。私はもう大祭とは関わりたくない。今までずっと放ってきたんやで、もう関わってこやんといて」
「そんなに俺らと真正面から顔合わすのが嫌なんか。それとも、合わせる顔がないと思っとるんか」
「合わせる顔がないに決まっとるやろ」
「・・・じゃあ、これから挨拶して、正規法で辞めろや。これで前進めるやろ」
「嫌や。無理」
正規法で辞めたって、一番大変になる夏休みに消えて、本祭にもおらんだ桜庭が今後あそこに受け入れられるわけがない。一度ガタガタに崩れた人間関係なんて、そんなもんやろ?例え、信頼し合えてたとしても、重要な場面におらんだら元になんて戻る訳がない。一度、壊れたらよっぽどの職人やないと治せやん。
「お前がそんな弱い根性なしやとは思わへんだ」
「私は弱いよ。根性だってない」
根性なんてあるもんか。おまけに勇気だってない。
それがあったら、中学のケリも、学祭のことももうしっかりやり遂げとる。
いつまででも逃げとらんと、向き合った。
でも、それが桜庭にはない。だからいつまででも逃げるよ。
あの時、いっそ殴ってくれればよかったのに。
あいつが我慢しとるんやって分かってた。殴ってくれれば、少しはすっきりした。
これから、どうなるんか、なんて分からん。でも、桜庭はこれ以上あいつらとは向き合いたくない。どれだけ言われたって逃げ続ける。
と、まぁなんていうか、自分勝手な日記です。
そろそろ、5限が始まるんで終わります。
その日は3限からで、そこで「今日の委員会で辞める人の挨拶がある」って言われて、辞めるなら挨拶しにおいでって言われて。でも、それは断った。
3限目終わった時にも違う奴から言われて、相手怒ってたけど、無理矢理流して断った。
今度は4限終わった時。桜庭の授業終わるまで20分、別の2人が待っとった。「力づくでも連れてく」って。そこから雨の中30分以上揉めてた。しかも同じく雨の中友達まで待たせて。
色んな事言われた。
「お前が辞めたって誰が決めたん?自己完結させんな」
「委員長だって本来本部から出れへんおに忙しい中出て、補佐だってお前のおらん中めっちゃ働いたんやでな」
「辞めるって言う旨を皆の前で言うべきや。ごめんなんて俺らは伝えやん」
「いつまで逃げるつもりや。ええ加減ケリつけや」
どの言葉も最もで、桜庭にも分かってた。1年半もあそこで過ごして、あそこかそう簡単な組織やないってことだって、知ってた。だから、逃げた。
奴らの言葉に、桜庭は謝ることしかできやんくて、「その言葉を自分で伝えろ」って何度言われても「嫌や」「無理」って繰り返した。
ホント言うと、去年の経験から今年の大祭がどんなんやったかは想像する事しかできやん。きっと、桜庭が消えた事ではちゃめちゃやったと思う。なんとか2日、準備と片付け期間合わせて6日、無事に終わった事が奇跡やったと思う。こうやって想像することしか、今の桜庭にはできやん。
それを、知ろうとせんのは、たぶん、修羅場を乗り切った人から事実や大変さを聞けば桜庭はもう2度と奴らと同じ敷地で過ごして笑っていけへんと思うから。知りたくない。
やから、辞める前の桜庭の心情や苦しみ、開放された時の世界感。全部、ぶちまけたいとも思ったけど、きっと分かってはもらえやん。
「私の気持ちをお前らに知ってもらおうとは思わん。お前らのことも知りたくない」
そう、強がって奴らを拒絶した。
「あんな形で辞めた私が、皆に何を言われようと思われようと、構わん。私はもう大祭とは関わりたくない。今までずっと放ってきたんやで、もう関わってこやんといて」
「そんなに俺らと真正面から顔合わすのが嫌なんか。それとも、合わせる顔がないと思っとるんか」
「合わせる顔がないに決まっとるやろ」
「・・・じゃあ、これから挨拶して、正規法で辞めろや。これで前進めるやろ」
「嫌や。無理」
正規法で辞めたって、一番大変になる夏休みに消えて、本祭にもおらんだ桜庭が今後あそこに受け入れられるわけがない。一度ガタガタに崩れた人間関係なんて、そんなもんやろ?例え、信頼し合えてたとしても、重要な場面におらんだら元になんて戻る訳がない。一度、壊れたらよっぽどの職人やないと治せやん。
「お前がそんな弱い根性なしやとは思わへんだ」
「私は弱いよ。根性だってない」
根性なんてあるもんか。おまけに勇気だってない。
それがあったら、中学のケリも、学祭のことももうしっかりやり遂げとる。
いつまででも逃げとらんと、向き合った。
でも、それが桜庭にはない。だからいつまででも逃げるよ。
あの時、いっそ殴ってくれればよかったのに。
あいつが我慢しとるんやって分かってた。殴ってくれれば、少しはすっきりした。
これから、どうなるんか、なんて分からん。でも、桜庭はこれ以上あいつらとは向き合いたくない。どれだけ言われたって逃げ続ける。
と、まぁなんていうか、自分勝手な日記です。
そろそろ、5限が始まるんで終わります。
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